「北京の和僑」第19回 2012-1-29 11:57:34

北京京都旬餐飲有限公司 代表  中島 誠二

北京で2周年を迎えた
『京都九条葱工房 時代家 旬』。
お好み焼き屋を始める前の中島さんの前職は
何と、テレビのプロデューサー。
映像制作を中心に媒体やジャンルは問わず、
映像に係わるものであれば貪欲にチャレンジして
いたそうです。
中島さんが飲食業に転身したのは今から7年前
の事、大学卒業時に立てた目標を全てクリアし、
次の目標として当時通っていた馴染みの
お好み焼き屋『時代家 旬』をその店の店長と
常連仲間で買い取ったのです。
 
「北京の和僑」第19回

「飲食という業界は、利益があがるというシステムからすると、とても早く明解なものだが、立場を確保し
職業として続ける事は難しい」と中島さんは言います。
その真意はその日の内に作れる料理であれば、制作から納品までたった1日で終了し、その日の内に
利益があるという「単純さ」と、人間に必要な衣食住の根本である「食」に関してはなくなることはありえない
という「必需」から、お客さんが来て、お料理を作ってお出しすればお金が入る一方で、経営者として場所
や従業員として雇用される方の立場を守る事を考えなくてはならないからです。
そんな飲食業を日本を飛び出し北京で営むことを中島さんは「エンタテインメントよりも楽しい!」と
評します。「その心は?」と問うと右肩上りを続ける中国の外食産業を肌で感じているからだとか。
現在の日本では不況による節約傾向が高まり横ばいが続く外食産業、日本ではもうできない急成長を
中国は今から迎えようとしている中で勝負できる事が楽しいようです。
そんな中島さんが和僑会に入会した動機を伺ってみると、長期にわたり中国とお付き合いし中国に骨を
埋めようと考える方が多い『和僑』の方々から伺える話は、短絡的断片的なものにある矛盾が少なく
ひとつの纏まったもので、ひとつひとつの話がイメージとして理解しやすく自分の将来に必ず糧になる
情報が多いからだと言います。
『和僑』を「当たり前ではない存在」と位置づける中島さん。
その当たり前ではない存在だからこそ、収入利益よりとにかく人と会いコミュニケーションをとり積極的に
『和僑』として行動しようとしています。
2年目を迎えた和僑会を「みんなで育くむことが大切」という中島さん。
今日も『時代家 旬』には多くの和僑会会員が美味しいお好み焼きに舌鼓を打ちながら中島さんと語らい
合っています。

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