4月17日 自治体国際化協会(クレア)北京事務所所長 寺崎氏講演会 2014-4-23 16:33:08

自治体国際化協会(クレア)北京事務所所長 寺崎氏 講演会


自治体国際化協会寺崎氏講演会
 ※参加者全員で記念撮影

 

 

 北京和僑会が毎月定期的に開催している異業種交流イベント「三木会」。4月度は自治体国際化協会(クレア)北京事務所所長の寺崎氏による講演会を発展大厦にて開催した。

 寺崎氏は、1968年神戸生まれ、東京大学法学部を卒業後に1991年自治省入省、群馬県庁、消防庁、鹿児島県庁などで勤務。その後、総務省自治税務局税務企画官、広報室長を経て、2009年熊本市副市長、そして自治体国際化協会(クレア)北京事務所の所長として2013年6月より北京に滞在中である。今回の講演は「霞が関から見た地方、地方から見た霞が関」というテーマで行われ、国家公務員でありながらも霞が関のみで働くのではなく、様々な地方に出向をしながら、実際に自分の足を動かし、自分の目で見ることで地方の実態を知るという旧自治省(現総務省)の特徴が、まさにこの講演テーマには含まれているという。
 

 自治体国際化協会寺崎氏講演会

※寺崎氏

自治体国際化協会寺崎氏講演会

※講演会の様子


  講演では、まず地方制度の沿革について説明が行われた。現在の「47都道府県」のベースが出来るまでには、明治4年の廃藩置県による「3府302県」、その後の県同士の合併・分立を経て、明治21年「3府43県」となった経緯が紹介された。このような歴史から、日本人にとって「都道府県」単位で物事を捉える意識が比較的強くなったという寺崎氏の解説には、参加者も大きく頷いていた。また、寺崎氏は霞が関で9年3か月、地方では13年9か月間の勤務と、国家公務員でありながら、東京で働くよりも地方で働いている期間が長いというエピソードを紹介。「地方のことを知らずして、地方制度を作ることなかれ」という旧自治省のキャリアパスの特徴についても説明があった。そのような中央と地方を行き来する中で、寺崎氏が鹿児島県庁で離島振興課長を経験されていた頃、テレビドラマとしても放送され有名になった漫画「Dr.コトー診療所」が実は寺崎氏のご縁と協力で誕生したという逸話もあり、会場の参加者からも驚きの声が上がった。
 
 

 自治体国際化協会寺崎氏講演会

※講演会の様子

自治体国際化協会寺崎氏講演会

 ※懇親会の様子


 講演会の後半では、日本の公務員制度、国と地方の統治システムの違いやその役割分担に関する説明があり、話題となっている「大阪都構想」については、今何が焦点となっているのかわかりやすく解説もあった。また「道州制」の実現、地方が抱える課題等、普段ニュース等で目にする話題ではあっても、北京で暮らす私達がなかなか踏み込んで理解しようとしなかった点についても知ることができた。
 
   入省以来、寺崎氏が霞が関と地方を行き来する中で、それぞれの抱える問題を実際に目にし、その解決に取り組んで来たからこそ見えてくる現実があるに違いない。その寺崎氏のリアルな体験を聞くことができ、普段は北京で暮らす私達も日本の政治や行政にもっと関心を持たなければいけないと強く感じた。最後に、今回の講演会開催にあたり快くお引き受け頂いた寺崎氏、ならびにご協力を頂いた自治体国際化協会(クレア)北京事務所の関係者の皆様に心より感謝を致します。
 

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